◉ STEP.4 申請実務編:計画書作成と提出の徹底ガイド!│世界一やさしい「小規模事業者持続化補助金」徹底ガイド【スモールビジネスの歩き方】

もくじ
『小さな事業を大きな主役へ』ようこそ、スモビジ大学へ! こんにちは、皆さん! 学長の寺本 智(てらもと さとし)です。
私は、スモールビジネスの領域で、『小規模経営学者』として活動しています。専門は、従業員0人から20人までの小規模経営。
一人ひとりが持つ個性と経済的な安定。この2つが両立する――そんな〝小さな経営の在り方〟と、実体験から得た、「小さくても確かな成果を生み出す」実践の文法を、『小規模経営学』として体系化し、教育――〝学びのカタチ〟で届けています。これは、日本で唯一の学問。小規模事業にとって重要な実践知を集めた、『日本初のスモールビジネス経営学』です。
ビジョンは、そんな個性と安定が両立する社会の実現と、経営の民主化を目指す「一億総スモールビジネス」――。
また、私自身の背骨となっている専門職「スモールビジネスコンサルタント」としても活動し、10年以上にわたって200社以上をサポートし、500を超えるの案件を達成してきました。
細かくお伝えすると、これまでにサポートした企業は230社(現在も支援企業、増加中)です。中には「1,000社以上サポートしました!」という方もいますが、小規模企業の多岐にわたる課題に本気で向き合うと、この数字が限界だと実感しています。
▼忙しい人のための【1分特急ガイド】
今回のテーマは、いちばん多くの方がつまずく「申請実務」。
計画書の書き方・見せ方・出し方──そのすべてを、実務目線でわかりやすく整理しました。シリーズの中でも、最も注目度の高い本番ステップです。
「申請書の書き方、これがいちばん知りたかった!」
そんな声に応えるために、今回は審査員に伝わる〝実務で使える書き方〟を、世界一やさしくまとめています。
採択を左右するのは〝書く力〟ではなく、伝える設計力。読む人が5分で理解できる構成・数字・整合性が勝敗を分けます。
🧭 基本構造は「7つの流れ」
- 目的と背景 → 現状と課題 → 解決策(3手以内)→ 投資内容 → 費用対効果 → 体制・スケジュール → 持続化とリスク。
- 各章の冒頭には「一行要約」を入れて、審査員の理解を倍速に。
🔢 数字で語る計画書
- KPIは1つに絞る(来店数・CVR・客単価など)
- 「現状 → 目標 → 根拠」をセットで
- 式で書く:「売上 = 流入 × CVR × 単価」
- 保守・標準・攻めの3シナリオ設計で現実味を出す
📂 伝わる紙面づくり3原則
- 図表で見せる:KPI比較表/導線図/体制図/ガントチャート
- 短文・結論先行:「1文1情報」「固有名詞で具体化」
- 費目別に正確に書く:「目的 → 手段 → 効果」で統一/「一式」禁止
💻 提出品質を極める4ステップ
- 本文 = 見積 = 証拠の三本線を一致
- PDF化で崩れ・文字化け防止
- gBizID/電子申請の事前テスト
- 提出パッケージを整理(目次 → 様式 → 計画 → 見積 → 体制 → 資料)
🏁 いますぐやる3つ
- 各章に「一行要約」を入れる
- 本文と見積の語句・数値を完全一致
- PDFを別PCで開き、崩れを最終確認
👉 次回 STEP.5 実績報告編:採択後の“返還リスク”を防ぐ報告作業のコツ。領収書・請求書・通帳まで、時系列で〝通る報告書〟を整えましょう。
▼それでは、本編をご覧ください。

1. はじめに:実務に〝落ちる書き方〟が採択を決める
ここからはいよいよ、「準備」から「実務」へ。
STEP.3までで整理した要領・スケジュール・体制──そのすべてを、実際の計画書という〝形〟に落とし込む段階です。
持続化補助金の採択を左右するのは、書類の分厚さではありません。
「読む人が、5分で理解できる構成と文章」です。審査員は限られた時間の中で、何十件もの申請書をチェックします。
だからこそ、あなたの事業の魅力や再現性を、短時間で・正確に・納得感をもって伝える設計力が問われます。
一方で、「落ちる書き方」には共通点があります。それは──抽象的で、長くて、結論が後ろにある文章です。
読む人が迷う構成、数字のない主張、証拠と本文の不一致。これらはどれも、せっかくの計画を埋もれさせる原因になります。
だからこそ大切なのは〝落ちる法則〟の逆を行くこと。 つまり、数字で語り、因果でつなぎ、持続で締める。
本章では、計画書をただ書くのではなく〝伝わる構造〟に組み立てるための黄金ルールを、世界一やさしく、実務の言葉で解説します。
あなたの計画書が、「読む」ものから「伝わる」ものへ。そして、「申請」から「採択」へと進むために──ここからのSTEP.4が、いちばん重要なフェーズです。
2.「5分で伝わる」黄金原則:章立てテンプレと「一行要約」
採択される計画書には、共通する〝構造の型〟があります。
それは「読む人の理解時間を短くする設計」です。どれだけ内容が優れていても、構成が複雑で話が前後していれば、審査員の頭には入りません。
逆に、たった5分で「課題 → 解決 → 効果 → 持続」の流れが見える計画書は、それだけで採択の土台に立てます。
では、5分で伝わるために、何を意識すればいいのか。
ポイントは、「章立ての設計」×「一行要約の明示」の二つです。
✅ 黄金原則:構成は「7つの流れ」で組み立てる
計画書は、以下の順に書くと、読む人が迷いません。
- 目的と背景:なぜこの事業を行うのか
- 現状と課題:何がボトルネックになっているのか
- 解決策(3手以内):どんな手段で突破するのか
- 投資内容(対象経費):そのために何に使うのか
- 費用対効果:どのくらいの成果が見込めるのか
- 実施体制とスケジュール:誰が、いつ、どの順で進めるのか
- 持続化とリスク対策:補助期間後の自走と安定性
この7つが一本線でつながっている計画書は、それだけで「筋が通っている」=信頼できる事業として評価されます。
✅ 「一行要約」で〝読むスピード〟を倍にする
各章の冒頭には、「この章で伝えたいことを一行で」書きましょう。これはただの導入文ではなく、審査員が読むリズムを整える道標です。
✓ たとえば...
- 「本章の要点:商圏5kmでの認知不足が主因。駅前看板 × LPで来店+15%を狙う」
- 「本章の要点:ECサイトの離脱率が高く、LP改修と広告再設計でCVR1.2% → 1.8%へ改善」
たった一行でも、読む人の頭に「どんな話なのか」が最初に入るだけで、理解のスピードが劇的に上がります。
文章全体が〝読み解く作業〟ではなく〝確認の作業〟に変わるのです。
✅ 迷ったら「目的 → 課題 → 解決 → 効果 → 持続」
どんな事業でも、書き方の基準はこの流れに戻ります。
この順序が崩れた瞬間、どんなに良い施策でも〝論理が飛んで見える〟のが審査書類の怖いところです。
文章に迷ったら、この5本柱を心のチェックリストにしてください。
「構成」と「一行要約」は、読む人の脳内に〝道筋〟をつくる技術。これを整えるだけで、内容の説得力は二倍にも三倍にも高まります。
3. 数字で説得する:KPI設計・3つのシナリオ・式の書き方
補助金の審査員は、感情ではなく〝数字〟で判断します。どんなに情熱的な文章でも、数字がない計画書は「再現できない計画」と見なされてしまう。
だからこそ、数字で語り、論理で裏づけ、結果を描く──この3ステップが採択の核心です。
① KPIは「動かす指標」を1つに絞る
計画書の中で、最も大切なのは〝どの数字を動かすか〟を明確にすることです。複数のKPIを同時に追うと、施策の焦点がぼやけ、評価も分散します。
「KPI」については、【STEP.2 活用事例編】で詳しく解説しているので、わかりやすく知りたい方は▼どうぞこちらをご覧ください。
✓ たとえば...
- 来店型ビジネス:来店数・客単価・再来店率
- ECビジネス:アクセス数・CVR・平均客単価
- BtoBサービス:案件化率・商談数・成約率
👉 コツは、「この施策で何を変えたいのか?」を1文で言い切ること。「SNS広告でLP流入を増やす」「EC改修でCVRを上げる」──これが数字の出発点です。
② 現状 → 目標 → 根拠の〝3点セット〟で書く
数字には必ず「いま」「めざす」「理由」をセットにします。単なる希望値ではなく、「この変化なら実現できそう」と審査員に納得させる構造です。
✓ たとえば...
- 現状CVR1.2% → 目標1.8%(根拠:LP改善・レビュー導入・カゴ落ち対策)
- 来店客1,200人/月 → 1,400人/月(根拠:駅前看板・SNS広告による認知向上)
💡 数字は「仮説の証明書」。根拠が明確な数字は、計画書全体の信頼度を何倍にも高めます。
③ 式で書くと〝論理の抜け〟が消える
数字を文章で並べるよりも、式で見せると一瞬で伝わる。審査員が頭の中で再計算できるように書くのが、プロの書き方です。
✓ たとえば...
- 売上 = 流入数 × CVR × 客単価
- 粗利 = 売上 × 粗利率 − 固定費
- 来店効果 = 広告閲覧数 × 来店率 × 平均単価
この「式で示す」書き方をすると、改善余地がどこにあるかも明確になり、論理が立体的に見えます。
④ 3つのシナリオで〝現実味〟を出す
審査員が一番不安に思うのは、「本当にできるのか?」という実現性です。そこで有効なのが、保守・標準・攻めの3段階シナリオ。
- 保守:予想の8割で計算/リスクを見越した堅実設計
- 標準:目標ライン(100%)/計画通りの再現性
- 攻め:想定+20~25%/成功時の伸びしろを提示
この3シナリオで〝地に足のついた希望〟を描ければ、「現実的かつ挑戦的」な計画として評価されます。
⑤ 単位・期間・前提を必ず書く
数字は前提が抜けると意味を失います。必ず、「単位」「集計期間」「データの基準」を書き添えましょう。
✓ たとえば...
- 客単価 = 税込表示/月次集計/広告CPCは昨年実績±10%
- 粗利率 = 原価率35%/固定費月100万円想定
これだけで、数字の信頼性が格段に上がります。審査員は〝成果ではなく論理〟を見ているのです。
数字は感情を超える説得力を持つ。「動かす指標を1つに」「根拠と式で語る」「3シナリオで現実を描く」──それが、採択される計画書の〝数字の美学〟です。
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4. 〝伝わる紙面〟の作法:図表ルール/文体のNG → OK/費目別の書き分け
どんなに中身が良くても、「読まれない計画書」は通りません。
審査員が一目で理解できる構成、迷わず追えるレイアウト、そして正確な言葉づかい──これらが整って初めて、「実行力のある事業」として評価されます。
ここでは、伝わる紙面づくりの3つの実務ルールを紹介します。
1)図表は「読む負担」を減らすためにある
文章だけで説明しようとせず、図表で〝理解のショートカット〟つくるのが鉄則です。最低限、次の4種類を揃えれば「伝わる設計書」になります。
- KPI前後比較表
→ 来店数・CVR・客単価などの変化を数値で見せる。改善幅を一目で理解させる。 - As-Is/To-Be導線図
→ 現状と改善後の導線(広告 → LP → 来店など)を可視化し、課題と施策のつながりを示す。 - ガントチャート
→ 発注 → 制作 → 検収 → 配信の流れを整理し、実施体制と進行の現実性を伝える。 - 体制図
→ 代表 → 担当 → 外部パートナーを明示し、「人で動く計画」であることを示す。
💡 図表のコツ
- 図は本文の近くに配置(参照の往復を減らす)
- 数値や単位(人/円/%/月)を明記
- 図番号とタイトルを付ける(例:「図1:集客導線のBefore/After」)
図表は〝飾り”ではなく、論理を一瞬で伝える武器〟です。
2)文体は「1文1情報」「結論先行」が鉄則
審査員が読むのは、あなたの文章ではなくあなたの意図です。その意図を伝えるには、短く・具体的に・固有名詞で書くことがすべて。
✅ NG → 改善例
- NG:「売上アップを目指して広告を実施する予定です」
→ OK:「SNS広告(Instagram)を4週間実施し、LP流入+20%を狙う。」 - NG:「販促強化のためにパソコンを購入する」
→ OK:「SNS広告運用・成果分析のため、専用PCと分析ツールを導入する。」 - NG:「補助金を活用してECサイトを作ります」
→ OK:「ECサイトを構築し、CVRを1.2% → 1.8%へ改善。年間売上2,200万円を見込む。」
💡 文体ルール
- 1文 = 1情報で完結(読点は少なめに)
- 「予定」「検討中」は禁止ワード
- 各段落の1行目は〝結論〟理由や背景はその後に
3)費目ごとの〝正しい書き分け〟を覚える
同じ「使い道」でも、費目によって表現の仕方が違います。審査員は費目単位で読み比べるため、「目的+成果」をペアで書くことが大切です。
- 広告宣伝費
・対象:SNS広告/看板/チラシ印刷など
・書き方のコツ:「媒体・サイズ・期間・数量」を具体的に
・例:「駅前看板B0:2面×4週」 - 開発費・制作費
・対象:LP制作/パンフレット/動画編集など
・書き方のコツ:納品物と機能を明確に
・例:「商品LP:3構成/レビュー機能追加」 - IT導入費
・対象:CRM/EC機能/キャッシュレス対応など
・書き方のコツ:導入ツール名 + 効果をセットで
・例:「CRMツールAを導入し、案件管理を一元化」 - 設備・改装費
・対象:内装工事/什器/冷蔵庫など
・書き方のコツ:投資の理由と成果を併記
・例:「冷蔵ショーケース導入により、在庫ロスを月2万円削減」
💡 費目の注意点
- 「一式」「その他」は極力使わない(NGワード)
- 各費目は「目的 → 手段 → 効果」で統一
- 見積書と本文の語彙・単価・数量を完全一致させる
計画書は「中身」だけでなく「見せ方」も成果のうち。図表で伝え、短文で締め、費目を正確に書き分ける。
その3つを整えるだけで、あなたの計画書は〝読む価値のある1枚〟に変わります。
5. 提出品質を極める:整合チェック/PDF化/電子申請/提出パッケージ

申請書づくりの最終ステージは、「出す技術」です。 ここで差がつくのは、書類の整合・データの扱い・提出後のフォロー。
たった一つのズレ(数字・ファイル名・フォント崩れ)が、補助金の審査を止めることもあります。
この章では、「最後まで通る書類」に仕上げるための実務ルールを4ステップで整理します。
👉 ① 整合チェック:本文 = 見積 = 証拠の〝三本線〟をそろえる
申請の不備の多くは、本文と見積が一致していないこと。ここを揃えるだけで、採択率が一段上がります。
- 本文に書く項目は、媒体名・仕様・数量・単価・期間を明記する。
- 見積書と本文で、語彙・数字・期間が完全一致しているかを確認する。
- NG例:「本文:SNS広告10万円」/「見積:広告運用費一式」
- OK例:「本文:Instagramリール広告 × 4週@2.5万円 = 10万円」/「見積:Instagramリール広告4週 × 2.5万円 = 10万円」
💡 ポイント
「本文 → 見積 → 請求 → 支払記録 → 通帳控 → 成果物」この順番が一本線でつながることを、証憑チェーン(実績報告時に大事)と呼びます。
すべてのデータがこのチェーンで追える状態になっていれば、審査時の質問も最小限で済みます。
👉 ② PDF化の鉄則:崩れ・文字化け・サイズ超過を防ぐ
WordやExcelのまま提出してはいけません。どんなに内容が完璧でも、レイアウトが崩れた瞬間に信用を失うのです。
- PDF出力は「印刷」で行う(フォント埋め込みをONにする)
- 表や図は画像化しない(文字選択ができる状態が理想)
- ページ末で文が切れないように改ページを調整する
- 使うフォントは標準(MS/游系)、特殊記号・半角カナは避ける
- 全角スペース・環境依存文字・絵文字は禁止
- 出力後は別のPCで開き、文字化けやズレを確認する
💡 画像・容量の注意
- 図表は150〜300dpiが目安(スクショ拡大はNG)
- 余白を削除し、PDF最適化(圧縮)を実行
- 電子申請はファイル上限あり。分割提出も想定して準備を。
👉 ③ 電子申請で〝詰まらない〟ための3つの備え
オンライン提出(gBizID/Jグランツなど)は、便利だけど落とし穴も多い。エラーやタイムアウトは、事前準備と通信環境で防げます。
A. 事前準備
- gBizID(Prime)を代表者名義で取得(本人確認書類と一致)
- 委任申請の場合は、委任状と社内決裁の証拠を用意
- 推奨ブラウザ・ポップアップ・Cookie設定を確認
- 認証メール・SMSが届かないときは迷惑フォルダも確認
B. ファイルアップロード
- ファイル名は英数字・ハイフン・アンダーバーのみ(全角NG)
- 各章ごとに分割し、通番 + 目次ファイルを添付(例:01_事業計画.pdf)
- 提出前に、自分で再ダウンロードして開けるか確認する(壊れ対策)
C. よくあるトラブルと回避策
- タイムアウト → 夜間など通信が安定する時間に再提出
- 認証エラー → 端末・ブラウザを固定し、再送 → 別回線で対応
- プレビュー不可 → フォント再埋め込みして再出力
- 様式違い → 最新版を再DLし、ファイル名に「v3」など版数を追記
💡 提出後にやること
- 受付番号・提出日時・送信完了画面をスクショ
- 自動返信メールをPDF保存し、社内共有フォルダに保管
- 商工会議所・商工会へ「提出完了」連絡を入れておく(フォローが早くなる)
👉 ④ 提出パッケージの理想構成
最後に、「提出パッケージ」の正しい並び順を整理しましょう。これが整っていれば、差戻し時もスムーズに再提出できます。
- 00_提出目次_連絡先付き.pdf(全体の目次・担当者名・電話・メール)
- 01_申請様式一式.pdf(最新版・押印・署名済み)
- 02_事業計画書本文.pdf(ページ通番・図表番号あり)
- 03_加点要素_根拠資料.pdf(賃上げ・承継・地域資源など)
- 04_見積書一式.pdf(媒体名・数量・単価・期間を明記)
- 05_体制図_ガントチャート.pdf(役割・週次レビュー・工程を可視化)
- 06_参考資料_市場データ等.pdf(任意・補足情報)
💡 目次ファイルの工夫
- 1ページ目に「提出物の並びとファイル名」を一覧化
- 差戻し時は、修正箇所のページ番号と変更点を追記して再提出
補助金の申請は「書く力」だけでなく、「出す力」で決まります。本文・見積・証拠を揃え、崩れないPDFを整え、確実に提出する。
この〝最後の1〟の精度が、あなたの申請を完走させる最大のカギになります。
6. まとめと次のステップへ
ここまでのSTEP.4では、「書く技術」ではなく「伝える設計」を学びました。 準備で整えた骨子を、どれだけ読み手の頭に落とし込めるか──それが「採択を決める要」です。
そして本章のテーマ、「提出品質を極める」は、単なる事務作業ではありません。
審査員にとって〝信頼できる経営者〟であることを、書類を通じて証明する行為です。
- 公募要領のツボを押さえ、本文 = 見積 = 証拠を完全一致させた
- 数字で語り、KPI・式・3シナリオで再現性を示した
- 図表で伝え、短文・固有名詞・因果関係で読ませた
- PDF化・電子申請の手順まで整え、不備ゼロの提出体制を築いた
ここまで整えば、あなたの計画書はすでに「審査を通る」水準にあります。あとは提出後──設計どおりに動かすだけです。
計画書は「終点」ではなく、「はじまりの設計図」です。
補助金に採択されることがゴールではなく、そこから始まる実行こそが本当の成果。
あなたの一枚が、事業の信頼を生み、次の挑戦を引き寄せます。
そして、次は【STEP.5 実績報告編:返還リスクを防ぐ報告作業のコツ!】です。
領収書・契約書・納品書・請求書・支払記録・通帳・成果物──。
これらをどう整え、どう時系列で管理するか。
次回は、採択後に〝返還トラブルを防ぐ〟ための実務ガイドを、世界一やさしくお届けします。
ここまでの準備が「採択」なら、次のSTEPは「実行力」。
あなたの手で、計画を現実に変えていきましょう。
▼最後に
- ブックマーク推奨/気になるSTEPから読んでもOK! ▼連載もくじはこちらから
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「スモビジ大学の読者さんへ」──学びと実務が〝一直線〟につながるよう【記事・連載】を設計しています。
「やさしいのに、薄くない──」
そんな連載を続けていきます。どうぞよろしくお願いします!
※以下は、スモビジ大学が提供しているプログラムの【紹介動画】です。あなたの挑戦を支えるためのサポートをいつでも提供しています。次のステップに向けて、私たちと一緒に前進していきましょう!
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それでは【STEP.5 実績報告編:返還リスクを防ぐ報告作業のコツ!】へご案内します。
▶ 10/3((金)公開予定です。お楽しみに!

