ここが重要💡スモビジの基本①【原則と定義】編!
ようこそ、スモビジ大学へ!こんにちは、皆さん!学長の寺本 智(てらもと さとし)です。
このパートでは、スモビジの基本①【原則と定義】についてお伝えします。
スモールビジネスと小規模経営学における、非常に重要なことを記載していますので、ぜひお読みください!それではどうぞ。
1.「自由な働き方と幸せな人生を」
「スモールビジネスは、個人の価値観を大切にしながら、自分らしい仕事と生き方を追求すること」
ビジネスや働き方は多様化しており、もはや事業を一つだけする時代ではありませんし、組織の一員として働くだけではありません。
サラリーマン生活を送りながらも、副業や起業で成功を収める時代です。守銭奴やマネーゲーム熟練者だけが、成功をするとは全く限りません。
多様な働き方が可能な時代だからこそ、個人の価値観を最も大事にし、その価値観を軸に仕事やプライベートを充実させたライフスタイルの実現ができます。
また、自己の価値観を生活と仕事に反映させることで、自然と他人の価値観も尊重できるようになります。
ここでは、小規模経営学が明確にしている、個性と安定が共存するための「スモビジの基本原則と定義」をお伝えします。
他人の価値観も尊重できるの?
自分の価値観を大事にしていくと、同じように他の人にも大切な価値観があると気づくんだ
2. スモールビジネスをするメリット
スモールモビジネスを実践することで得られる多くのメリットは、小規模経営者にとって非常に大きな魅力です。
特に、自己実現や価値観経営といった個々の価値観を反映した経営が可能になる点や、変化の激しい時代において柔軟に対応できるスモビジの強みは見逃せません。
また、少ないリソースでも効率的に運営できるため、資金繰りや事業の方向性が明確になり、ストレスの少ない経営が実現します。
以下が、スモビジを実践することで得られる具体的なメリットです。
スモビジがどれほど多くの利点を持ち、自己の成長とビジネスの発展を支える基盤となるかを確認してください。
スモールビジネスをするメリット
- 自己実現を可能にし、個人が尊重され、価値観経営につながる
- 変化や革新の時代に適応しやすい
- 資金繰りの負担が少ない
- 事業目的と事業ドメインが明確になる
- 責任所在が明確になる
- ワークライフバランスがとれる
- 好きなことに集中できる
- 思考・能力・技術が向上する
- Web・デジタル・テクノロジーと密接になる
- 良質なビジネスパートナーシップが築ける
原則と定義に基づいたスモビジを実践すれば、以上のような効果も得られ、小規模経営者が成長する上で最適な環境が整います。
自己の価値観を大いに反映させた、自由な旅路を実現するのが、スモールビジネスです。
メリットがすごく多いわね!
小さなサイズならではのメリットが多いのが特徴だよ
3. 抑えるべき!3つの基本原則
スモビジの原則は、自分にとっての「十分な規模」と「適切な期間」を見極め、その上で「次の一歩」に挑む勇気を持つことです。
自己の枠を超えた新しい挑戦を通じて、人々は互いにやさしく、より豊かな社会を形成していけると思っています。
ここで抑えるべき3つの基本原則は、以下のとおりです。一緒に確認していきましょう!
3つの基本原則
- 十分な規模 「ここまで」という事業規模を決める
- 適切な期間 「ここまで」という事業期間を決める
- 次の一歩 「ここから」といういつでもスタートができる
この3つの基本原則について、詳しく解説していきます。
1)十分な規模
通常のビジネスは規模を拡大することを目指しますが、スモビジでは、事業主の価値観に沿った事業の最大規模を予め設定します。
これは無理な拡大を避けるために設定します。
規模を限定することで、経営者や従業員の個性を維持し、事業の安定を共存させることが可能になります。
無理な拡大は、資源の分散や管理の複雑化を招き、個性や自由が失われるリスクがあります。
また規模が拡大していけば、必然に対人工数も増え、人間関係のストレスを増やすことにもなります。
スモビジは十分な規模を設定することで、経営者が自身の価値観と能力を最大限に発揮できる環境を作り出します。これは、持続可能なビジネスモデルを実現するためには、とても重要なことです。
自分に合った事業規模を設定するの?
個々の価値観や環境によって、フィットする事業規模があるからなんだね
2)適切な期間
事業を同じ質で、永遠に続けることは不可能です。
これは、経済環境の変動、技術の進化、消費者の嗜好の変化、経営者のライフステージの変化など、様々な要因が影響を及ぼすためです。
「実際、会社の30年継続率は1%ほどです。30年で99%の会社が廃業しているって、一度は聞いたことがないですか?」
スモビジでは、持続可能な経営を実現するために、一つひとつの事業に区切りをつけることを重視します。
事業期間、ゴールを設定することで、目標達成に向けた計画を明確にし、効率的に進めることができます。
例えば、3年以内に一定の売上を達成する、5年間で特定の市場シェアを獲得するなど、具体的な期間を設けることで、計画的に事業を進行させることができます。
事業の区切りを設定するってことね!
そう。ゴールのないマラソンは完走できないからね
スモールビジネスは、ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)ではなく、一つひとつの目標に焦点を当て、達成するたびに新たな区切りを設けます。
これにより、経営者は集中力を維持し、変化する市場環境に柔軟に対応することができます。
3)次の一歩
スモビジは、事業の進行において常に「次の一歩」を意識することが重要です。
スモビジの一つの特徴は、リスクを最小限に抑えながら、新しい挑戦を続けることです。
大規模な投資や急激な拡大ではなく、小さなステップを積み重ねていくことで、失敗の影響を限定し、学びを得ることができます。
これにより、経営者は自信を持って次の一歩を踏み出すことができるのです。
スモビジはリスクも小さいから何度でも挑戦できるのね
小さなリスクで、大きな成果を目指すのが、スモビジの良い点なんだ
こういった理由で、スモビジは何歳からでも挑戦可能であり、人生のどの段階においても、新しいビジネスに挑戦する意欲があれば、それを実現するための道があります。
過去の失敗や経験は、貴重な学びとして次の挑戦に活かすことができ、過去に縛られることなく未来を切り拓く力となります。
過去の失敗から学び、常に新たな一歩を踏み出すことで、スモビジは持続可能な成長と発展を遂げることができます。これが、スモビジの「次の一歩」を意識した経営の本質です。
4. 具体的な定義は、これ!
スモビジの成功には、明確な指針と具体的な目標が欠かせません。
スモールビジネスは、その自由度や柔軟性から個人のライフスタイルや価値観に大きく影響を与え、事業と生活が調和する形で展開されるべきです。
そのためには、スモビジの定義をしっかりと理解し、経営の方向性を具体的に設定することが重要です。
定義も明確にあるの?
そうなんだ。数字もある具体的なものだよ
以下に、スモビジにおいて意識すべき定義を示しました。
この定義に基づくことで、経営者自身の目標を明確にし、無理なく安定した事業運営を実現するための基盤を築くことができます。
スモビジの成功に向けた第一歩として、この定義を確認してみましょう!
スモビジの定義
- スモビジオーナーの年収を「自分の目標」~1,800万円までを目指す 「所得税率33%まで」
- 年間安定して最大1,800万円の、自由に使えるお金を2年以内に創出することを目指す
- 従業員数20名以下のチーム 業種によっては5名以下(小規模持続化補助金の対象事業主)
- ローリスクかつ最短で成果を出す そして終わりを思い描く
- 自由度を重視し経営者の生き方を制約しないよう自己資本での運営を基本とする
- 事業の最大成長よりも安定を目指し、大切な人と自分に利益をもたらす
このスモビジの定義は、小規模事業を運営する際の基本の方針を示したものです。
スモールビジネスが成功するためには、目標設定とリスク管理が鍵となります。また、事業の成長よりも、持続的な安定や自由なライフスタイルを重視することが、スモビジの最大の魅力です。
この定義をしっかりと理解することで、スモビジのメリットを最大限!得られることでしょう。
スモビジの【原則と定義】が小規模経営学の核となりますで、ぜひしっかり理解をしてください。
5. 安定した収入を稼ぎながら、自由に働く!
現代の働き方において、多くの人が求めているのは「安定した収入」と「自由な働き方」の両立です。
特にスモールビジネスにおいては、この2つをバランスよく実現することが成功の鍵となります。
スモビジでは、経営者が自身のスキルや価値観に基づいて事業を運営しながら、安定的な収入を得ることを重視します。
そのため、事業規模の拡大を急ぐのではなく、持続的に収益を確保し、生活の安定と経済的自由を両立させることを目指します。
バランスと両立が大事なのね!
小規模経営学は、この個性と安定の共存を目指す学問なんだ
特に、小規模なビジネスでは無駄な固定費や過剰な投資を避け、リスクを抑えた効率的な運営を心がけることで、安定した収入基盤を築きやすくなります。
さらに、スモビジの特徴は、経営者自身が自由なライフスタイルを大切にできる点です。働く時間や場所を柔軟に選べるため、自分にとって最適な働き方を追求できます。
例えば、家族との時間を大切にしたり、趣味や自己成長のための時間を確保しながら、事業の運営を行うことが可能です。
このように、スモビジは、経済的安定とライフスタイルの自由を両立させるための具体的な方法を提供します。
これは、単なるビジネス戦略にとどまらず、より豊かな生き方を実現するための道しるべです。
6. このパートのまとめと、次のステップ
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
このパートでは、小規模経営学における、「スモビジの基本①【原則と定義】編!」をお伝えしました。
スモビジ大学が目指している小規模事業の詳細が、掴めてきたのではないでしょうか?
この原則や定義に基づいて小規模経営の分野を活性化できる、強い経営者や小規模企業診断士の育成を、スモビジ大学では行っています。
次は、「ここも重要💡スモビジの基本②【資質と資格】編!」をお伝えします。
さあ、共に!学びを深め、成功への道を歩んでいきましょう。
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