「何を書けばいいんだろう?」そんなときは、ここから「はじめて」みてください。いくつか具体例を記載していますので、まずは気軽に試してみましょう。
スモビジ大学ノートは、正解を書くためのものではありません。〝いまの自分〟を映す鏡のように、頭の中を言葉にする時間です。
〝考えを整理する〟のではなく、まずは「感情をはき出す」つもりでOK。どんな些細なことでも、あなたの〝行動の種〟になります。
|〝あなたがいま〟抱えている悩みや課題を書く
以下の「問い」へは、4つの窓をのぞき込むように、自分に問いかけてみましょう。
① Doing
いま進行中のこと
「最近こんなことをしている」「ここに時間を使っている」
✅ たとえば...
- 新しいサービスの準備を進めている
- 毎日の買い物や、子どもの送り迎えに追われている
- SNS投稿を習慣化しようとがんばっている
② To Do
これからやるべきこと
「やらなきゃと思っていること」「先送りにしていること」
✅ たとえば...
- 確定申告の資料整理
- お客様アンケートの集計
- 提案資料を来週までにつくる
③ To Be
本当はこうなりたい自分
「理想の姿」「大事にしたい在り方」
✅ たとえば...
- もっと余裕をもって判断できる経営者になりたい
- 家族と過ごす時間を増やしたい
- 地域に愛されるお店になりたい
④ もやメモ
気になっていること・言葉にならない感情
「理由はうまく言えないけど心に引っかかること」
✅ たとえば...
- 最近なんとなく疲れている気がする
- 周りの人と比べて焦ってしまう
- このままでいいのか、漠然と不安
どこから書いても大丈夫です。すべて埋める必要もありません。
ひとつの言葉が、次の言葉を呼び寄せ、書き出すうちに「自分がいま何を大事にしたいのか」が見えてきます。
迷ったときは、この4つの窓にそっと問いかけてみてください。
それだけで一歩、前に進めます。
| Why Compass(なぜ? の羅針盤)
あなたがいま抱えている悩みや課題の奥には、まだ言葉にできていない〝本当の願い〟があります。
「なぜ、それを望むのか?」
「なぜ、いま、それが気になっているのか?」
この〝なぜ〟を見つめることは、心の奥に眠っている「羅針盤」を手にすること。
自分自身のテーマ(アジェンダ)に沿わなければ、どんなふり返りもただの感想にとどまり、成長にはつながりませんし、継続もしません。
迷ったとき、悩んだときに立ち戻れる、自分だけの〝意味や軸〟を見つけてください。
それが、あなたの物語を動かす力になります。
◆ 3つの問い
以下の問いをゆっくり読んで、心に浮かぶことをそのまま書いてみましょう。
① この悩み・課題の奥にある、〝本当に大事にしたいこと〟は?
✅ たとえば…
- 「忙しくて疲れている」→ 本当は「心に余裕を持ちたい」
- 「売上が伸びないのが不安」→「家族を安心させたい」
- 「人間関係で悩んでいる」→「信頼できる仲間と働きたい」
② それが叶ったら、どんな自分や暮らしになっている?
✅ たとえば…
- 「毎日笑顔で子どもと過ごせる」
- 「お客様に喜んでもらいながら収入も安定している」
- 「自信を持って人と関われている」
③ その状態にたどり着くためには、何を意識すればいい?
✅ たとえば…
- 「忙しさを選ばない」
- 「小さな一歩でも動いてみる」
- 「ひとりで抱え込まず相談する」
どれも「正しい答え」はありません。
言葉にしてみると、気づかなかった自分の願いや優しさに出会えます。
このページは、あなたの内側にある「なぜ?」を探す時間です。ぜひ、あなただけの羅針盤を見つけてください。
| ビジネス/キャリアをカタチにする 3つの柱
あなたの「なぜ?」を見つめた先に浮かぶのは、「何のために在るのか」「どこを目指すのか」「何が自分らしさか」という3つの問いです。
この3つは、あなたのビジネスやキャリアをつくる〝土台〟であり、迷ったときに立ち戻る「原点」になります。
◆ 3つの柱
このページでは、以下の項目をゆっくり言葉にしてみましょう。
1)パーパス(存在理由・理念)
あなたが「何のためにこの仕事をするのか」という根っこの想い。
✅ たとえば…
- 「小さな挑戦を応援する社会をつくりたい」
- 「家族の笑顔を守るために働く」
- 「誰もが自分らしく挑戦できる場を増やしたい」
2)ビジョン(理想像・ゴール)
5年後、10年後、どんな未来を実現していたい?
✅ たとえば…
- 「地域の人が集まる場所を運営している」
- 「経済的に余裕を持ち、心にも余白がある暮らし」
- 「好きな仕事で全国の仲間と繋がっている」
3)コアバリュー(価値・強み)
あなたが自然に発揮できる強み、大切にしていること。
✅ たとえば…
- 「相手の想いを言語化する力」
- 「細やかな気配りができる」
- 「学び続ける情熱」
ここに書く言葉は、ビジネスプランのためだけのものではありません。
それは、あなた自身の人生やキャリアの「羅針盤」になります。
一度に完璧に書こうとせず、〝いまの気持ち〟を言葉にしてみてください。何度でも書き直し、育てていけば大丈夫です。
「どんな自分でありたいか?」
「どんな未来を創りたいか?」
「どんな価値を届けたいか?」
この3つが揃うと、あなたにしかできないビジネス/キャリアの物語が始まります。
| AIを活用して思考を整える
また、あなたの思考を整理する味方として、AIマインドマップを活用してみるのも良いでしょう。
キーワードを入れるだけで、アイデアやテーマが枝分かれするように広がっていき、
「そうそう、これを書きたかったんだ!」と気づける瞬間がきっと訪れます。
あなたの小さな一歩を助けるツールです。迷ったときこそ、気軽に試してみてくださいね。
おすすめのツールをひとつご紹介します。
Gitmind AI https://gitmind.com/jp